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2007/4号の現代農業復刊60周年記念号ベストセレクト集に生産行程管理者鈴木茂の写真が掲載されています。
30年程前の鈴木茂



 
朱鷺(トキ)の舞う田園風景を夢見て

 
 農業の先輩が言うのです。少し前は、ポツン、ポツンと点でしかなかったなかった農薬を使用しないお米作りが、今はグループを作れるほどに会員が増えて、個から組織になりつつあると、それがもっと増えて組織から地域、さらには市や県単位まで広がってくれたら、どんなに素晴らしいことだろうと・・・

 そのためには、まず誰もが取り組める栽培方法と慣行栽培で得られる以上の収入、慣行栽培と同程度の農作業時間ですめば、確実に取り組む農家は増えると私に夢を語って下さいました。

 またネットで、情報交換をさせていただいた佐渡在住の齋藤様も同じ夢を追いかけて、今現在も勢力的に活動中です。そんな先輩方の背中を追いかけて、いつか私も教えてもらう立場から、次の世代に引き継げる技術を身に着けて、アドバイスが出来るようになれたらと思いながら、今は悪戦苦闘中です。

 そんな諸先輩方の一人でも多くの農家の方に実践して欲しいという願いに、少しでもお役に立てればと思い、こちらで紹介させていただいております。

 このページをご覧頂いた生産者の方には栽培技術を消費者の方には生産者の思いが少しでも伝われば幸いです。
写真はお借りしたものなのでイメージです。 


竹ぼうき除草機の紹介

初期除草に効果あり、初期投資も少なく、軽量なので取り回しも楽です。

以下は佐渡で実践される『佐渡トキの田んぼを守る会 齋藤 真一郎』様から提供していただいた記録です。


佐渡の田んぼは超粘土質といってもいいほど柔らかい。佐渡の草取りツアーで来てくれるメダカのがっこうの皆さんは、現地が用意している足がすっぽり入る長靴を履いて、それを実感しているはずです。だからこそ佐渡のお米はおいしいともいえます。

 ただ、この粘土質の田んぼで、農薬に頼らない米をつくるのは並大抵の苦労ではおぼつかない。今、かなり効果が期待できる竹ぼうき除草が各地で広がりを見せているようですが、この佐渡ではまだ試行錯誤の段階といえます。

 23年度の佐渡の田んぼでも、トキの田んぼを守る会の会員農家が全員所有、各自の田んぼで竹ぼうき除草を実施したが、その成果は各自まちまちというところ。結局、きちんと5日ないし1週間ごとに引いた田んぼは成功、徹底できなかった田んぼは相変わらず草にやられた田んぼと、成否が分かれました。

 23年8月末、メダカのがっこうとともに、収穫目前の各農家の田んぼを視察して回りましたが、これまでになく草をクリアーできている田んぼが多く見られました。メダカのがっこうさんからも「イヤー、佐渡でこんなによくできた田んぼははじめて見た。10年間通って初めてだね。佐渡もこれで無農薬の田んぼが増えそうだね」という声が聞かれました。

ただ、だれしもよくできた田んぼは見てもらいたいが、そうでない田んぼは見せたくないという心理が働くのは致し方ないことで、視察していない田んぼは草に覆われていたと想像できます。全体にむらがあったわけで、成功した田んぼがあるということは、佐渡でも竹ぼうき除草は有効と判断できるわけで、あとはいかに徹底するかにかかっています。

 

(*メダカのがっこう注)トキの田んぼを守る会会員農家が共同でつくっている田んぼに23年6月草取りツアーで入った時、田植えからすでに2週間経っていて、コナギなどの草が結構育っていました。芽が出て1週間以上は経っていたようです。この段階ではすでに手遅れで、竹ぼうき除草は効き目がありません。案の定、会員農家たちも手除草に切り替えていましたが、この田んぼでの収穫は以前の状態とあまり変わっていなかったようです。

 佐渡の農家も高齢化が進み、病気で倒れるケースが増えています。こうした状態で無農薬栽培の稲作を続けるには、労力を使わないですむ草対策が不可欠です。その点で、竹ぼうき除草への期待は高まっていますが、それをいかに徹底して効果ある草対策に定着できるか、24年度はトキの田んぼを守る会全体としての取組みを再構築したいと思います。


なお、今年はこれまでの竹ぼうき除草機より密度の濃いものを使ってみようかと思っています。これまでは竹ぼうきを2本バラしてつくりましたが、竹ぼうき3本を使って密度を濃くしようというわけです。写真は、佐渡の白井宏さんが昨年つくったもので、竹ぼうき3本をバラして貼り付けており、かなり厚めになっています。白井さんはこれを使って昨年草対策に成功しており、かなり有効と思われます。

 

24年度での実施事項

1.秋代ふゆみず田んぼの水管理を徹底する。

2・竹ぼうきを1.8mから2.0〜2.4mに延長し竹ほうきの密度をあげ、竹ぼうき

 ブラシにして抑草効果と作業効率を高める。

3.1週間から10日間隔作業の3回実施の徹底

4.残った草(クログアイ、オモダカ、コナギ、ヒエ)へのアイガモンによる除草実施

5.アイデンマック(アイデンカルス・・・好嫌気性微生物資材)による有機物の促進に

よるワキ対策と土作り

6.ケイサン資材施用による生育促進

7.乗用竹ぼうき除草機の試作(粘土質の田んぼでも動ける除草機に)



竹ぼうき除草機の作り方


竹ぼうき除草機

(有)齋藤農園
佐渡トキの田んぼを守る会
(社)佐渡生きもの語り研究所
Gross Sado Happiness クラブ        齋藤 真一郎様より



チェーン除草機を使用してみて

(有)サン・ファーム 鈴木 英明
 チェーン除草機

私は、昨年度はアメンボに直接チェーンをつけて、押していたのですが、27年から初期除草に下の6条アメンボ号に、このような2.1mサイズのチェーンと釘を取り付けたものを付けて、田植え後5日程で水を張ったまま押してみました。 

 結果は田植え後の5日後あたりからでは、やっぱり遅すぎたのかなという印象です。

 田植え後3〜4日辺りで草の1葉目が見えない位にかけないと効果は半減しそうです。

 28年は、これに竹ぼうきを付けてみるか、もしくはこれで縦方向の条間をせめて、竹ぼうきで横方向の株間をかけるという方法もいいのではと考えています。

 その他では、今までの経験や有機JAS認証の検査員、地域の先輩方の意見を総合すると、除草機の掛け過ぎは、稲の生育を阻害するだけで、草にも効果はないのではというものでした。

 今更ながら初期の除草がとても重要なんだということを思い知らされました。
 アメンボ6条除草機
サン・ファーム 鈴木 英明
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